ゲーテの名言から感じる、ひとりの時間が必要な理由
All the knowledge I possess everyone else can acquire, but my heart is all my own.
私のもつ知識は皆が持てるものだが、私の心は私だけのもの。
そっとひとりになって、自分が何を感じているのか、何を大切にしたいのか、何が目標なのか、どうなりたいのか。頻度は違えど、多くの人がこんなことを考える時間を欲しくなるときがあるかと思います。
確かに必要な時間。でもなぜ必要なのか、なんてことは考えたことはありませんでした。でも、このゲーテの言葉を見た時に、ふと「だからひとりの時間が必要なんだ」と。私の心は私だけのものだから、私しか知ることができないものだから、だから知っておきたいんだ。自分に対する自分の独占欲なんだ。そう思いました。
「ひとりの時間が欲しい」言葉だけだと大人っぽく、かっこいい感じがしないでもないと思うんです。でもその本心が「独占欲」。しかも、自分の自分に対する。なんてヒトって可愛いんだろう(笑)
そんな、どうでもいいなんだか面白かった瞬間を文字にしてみました。こんなことブログで書くつもりは全然なかったんですが、先ほど読み始めた小説に書いてあったこんな文章があったんです。
自由に世界を表現すること。
絵画でも写真でも映像でも、塑像でもなんでもいい。作文だって。詩だっていい。世界を表現してみせろ。
(光を待つ場所へ 著:辻村深月さん)
だから、書いてみました。
人の行動を変えることができる、本って、辻村深月さんってすごいなぁ。