スタバから学ぶ営業で最も大切なたった一つのこと 〜コーヒーが苦手な私が、思わずコーヒーを頼んでしまった〜
私はスターバックスが大好きです。どれくらい好きかというと、学生時代は1日3〜5回スタバに行っていました。社会人になった今でも、平日は仕事終わりにスタバ、休日は学生時代と同じような頻度でスタバに行きます。(さすがに5回行く日はあんまりないですが…笑)
ある日のスタバでの出来事
先日、いつものように仕事帰りにスタバにより、レジで並んでいると、ニコニコしてお兄さん(店員さん)がメニューを渡してくれました。
お兄さん「当店ははじめてのご来店ですか?」
わたし 「いえ、ちょくちょく来てます〜」
お兄さん「ありがとうございます。当店限定のコーヒーって飲まれたことありますか?」
わたし 「いえ、ないです」
お兄さん「こちらなんですが〜(説明略)」
わたし 「じゃあこれで!」
と、チョコレートと合うコーヒーと、一緒にチョコレートチャンククッキーを注文していました。ホットティー飲もうと思っていたのに。夜遅くにクッキーなんて食べる予定じゃなかったのに。
しかも、コーヒーを一口飲んで
(まずい…)
コーヒーが苦手なわたし。やっぱり飲めません。
(あ、でもクッキー食べたら飲めるかも。)
クッキーを一口食べ、コーヒーを口に運ぶも、
(まず…)
ということで、2口コーヒーを飲んだだけで残りは全て捨てました。笑
ごめんなさい。
結果よりも相手を想って動くこと
でも、わたしは大満足だったんです。
だって、お兄さんは自分のいいと思うものを丁寧にすすめてくれました。結果的にはまったく美味しくなかったけど、どんなコーヒーなのかという知識と自分で飲んだ経験を伝えて、笑顔でおすすめしてくれました。だから、わたしは満足だったんです。
美味しい、美味しくないよりも、目の前のわたしのことを考えて声をかけてくれた、ただこれが単純に嬉しかったんです。
いわゆる営業でよく言われること「相手のニーズを把握する」「ニーズにあった提案をする」こんなことできなくても、相手を想っていることを伝えて、商品に自信を持ってすすめることができれば満足させることができる、そんなことをスタバで勉強させられました。
お兄さん、ありがとう。
スタバにはこれからも行きますが、しばらくコーヒーは頼みません。しばらくは。