「お金をあげるから仕事をしないでください」と言われたら?テクノロジーの発展を考えたときに、見えてくる“仕事”の存在
テクノロジーの発展は目覚しいものがあります。私はまだまだ勉強不足ですが、それでも今私たちが行っている仕事の多くは機械で代替される日が遠くないことは分かります。生産性の低い人は、「お金をあげるから仕事しないでください」と言われてしまうかもしれません。
「お金をあげるから仕事をしないでください」と言われたら?
イメージしてください。あなたはどうしますか?
友人はそれでも今の仕事を続けたいと行っていました。私は?私は喜んでやめます。あぁ、そうですか。じゃあやりたいことをやろう、と。私はたくさん本や漫画を読みたい。映画が見たいし、美術館へ行きたい。いろんなものを自分の手で作ってみたい。旅行へたくさん行って、新しいこともして、新しいものを見たい。それをこうやってBlogで発信して、社会と繋がっていたら楽しそうだなぁ、と。
それから…と、やりたいことは尽きません。一定の収入があれば、ひとまず今の生活を続ける心配がいらないので、たくさんチャレンジしたいことがあります。
あれ、私は何をしているんだ…?
ここまで考えたときに気づきました。「あれ、私は何をしているんだ…?」
私はなんのために仕事をしてるんだろう?なんで今の会社に入ったのか?なんでこの職種を選んだのか?もう一度思い出してみました。
私にとって、今の会社・職種は一つのステップでした。はじめの一段として選んだ階段。その先にあるなりたい姿のことをすーっかり忘れていました。
仕事ってどんな存在になるのか?
生きるためにはもちろんお金が必要です。でも、テクノロジーが発展して、AIがどんどんグレードアップしていったとき、仕事をしなくても今の生活を営めるようになるかもしれない。実際は分からないけど、仮にそうだとしたら、多分“仕事”って“好きなこと”になると思ったんです。というか、好きなことを仕事にしないと意味がないと思ったんです。
好きなことを仕事にしないと意味がない
これは今でも言えることなはず。だって別に私がいなくたって仕事は回る。それをする意味って“好きなことだから”以外にあるんでしょうか?
ただ、今を生きている私たちにとって“今”はあまりにも視点が近すぎて見えにくいものなのかもしれません。見えている人もたくさんいるんですが。でもちょっと視点を前に持ってきて、将来「お金をあげるから仕事をしないでください」と言われたときのことを考えると、“仕事”ってなんなのか分かりやすい。