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学び、気付きのキロク

新入社員が思う「どうして教えてくれないの?」に対する3つのアドバイス 〜父とランチタイムで話したこと〜

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「どうして教えてくれないの?」

……私がよく思っていることです。(笑)

 

私の嫌いな言葉は、「とりあえずやってみれば分かるよ」「3年もすれば……」です。とりあえずやってみたら、確かに分かるし、でもとりあえずやってみることは聞かずに出来ること。誰かがしたことと同じことをするのに、同じだけ時間をかけるのは無駄だから要点を教えて欲しい。時間はいつも有限で、3年経つということは3歳年をとることで、3年寿命が短くなることなのに、なんでそんなこと言うんだろう…と思っていました。

 

そんな話をしたとき、父に言われたのが、

 

「期待しすぎ。」

 

「営業(私が営業をしています。)にとって、目的は数字を伸ばすことで、自分の成功事例をだれにでも分かりやすく伝えることじゃない。それが目的じゃないからしようとしないし、それが簡単にうまく出来るんだったら本を書くなり、営業職を教育するポジションについたり、他の仕事をしているでしょ。」

 

じゃあどうするべきなのか、父とランチタイムに話したことを書きたいと思います。

 

■1. どう聞くかを考える

会社において、教えてくれる人たちの多くは、教えるプロではありません。でも、その人が何かしら成果を出しているのであれば、そこから必要なエッセンスなのか聞きだす質問をするよう努力すべき。聞きたいことが聞けないことに不満を言うのではなく、自分の行動を変えましょうと言うことですね。当たり前ですけど難しい。。。

 

聞くポイントは3つ。

「具体的には?」「なぜそうするのですか?」「他にはありますか?」

 

例えば、顧客のニーズを把握しろと言われたら。「○○さんはどんな聞き方されますか?」「どうしてそれを最初に聞くんですか?」「他にはどんなものがありますか?」と。

 

 

■2.とりあえずやってみる

私の嫌いな言葉…。(笑)天邪鬼ですが、言われてやるのと、自分で決めてやるのは全く違うので、私にとって自分で決めれば「とりあえずやってみる」というのはいい選択肢になるなぁと思いました。今までの私は、小学生がお母さんに宿題やりなさいって言われてやる気をなくすのにすごく似ていました。恥ずかしながら。言われるのが嫌なら言われる前にやればいいだけなんですよね。

 

学ぶの語源が「真似ぶ」であることも考えれば、成功した方法を試すというのはごくごく自然な考えです。だから「とりあえずやってみる」と決めること。やってからフィードバックをもらうこと。これが大事なんですね。

 

 

■3. 今の気持ちを忘れないこと

父いわく、時間が経ってから、若い時に考えていたこと、感じていたことを思い出すとバカだったな〜と思うことが多いそう。だからそんな若いおバカな自分を忘れないでおいた方がいい、と。自分の成長が分かるし、年をとったときに若い人のことが少しだけ分かりやすくなる。そして、たまに的を射た疑問もあるんだから、それを忘れないでいて欲しいと。

 

いつまでも、昔の自分をバカだったな~と思えるくらい成長していたいなと改めて思いました。

 

■まとめ

やっぱり大人ってすごい。今回は父との話について書きましたが、こうやって自分の中にある疑問や不満をぶつけたとき、「それは間違っている。よく考えてごらん。」そう言ってくれる大人がたくさんいる。こういうのに年なんて関係ないとは思いますが、やっぱり的を射た指摘をしてくれる人には年上の人が多い気がします。父にもそう言うと「だてに年食ってないよ」と。

 

ちょっと失礼かもしれない、それでも思い切ってぶつけてみる。そうするとだいぶスッキリする気がします。