This is Naomi

学び、気付きのキロク

オンライン英会話サイト10個試してみた、率直な感想と勝手にランク付け

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マンツーマンのオンライン英会話サイトを10個無料体験してみました。結論から先に行ってしまうと、サイトの良し悪しを一番左右するのは「相性のよい先生が見つかるか否か」。これにつきます。あとは、値段、サイトの使いやすさも重要ですね。

なので、個人的には片端から無料体験をしてみて、いい先生と会えたらそこに登録するのがベターだと思います。とはいえ、無料体験は1~2回のみの体験がほとんど。そこで見つからなければ、1ヶ月契約→解除を繰り返すしかないかと。ただ、少し値段が高くてもよければ、いい先生が高確率で在籍しているサイトもあるので、いくつも試すのが面倒な方はそちらへ登録することをおすすめします。

ということで、個人的マンツーマンオンライン英会話TOP3と各サイトの特徴をまとめていきたいと思います!

 

オンライン英会話、勝手にTOP3!

おすすめNo.1 ぐんぐん
おすすめNo.2  QQ English
おすすめNo.3 English Bell

おすすめNo.1 ぐんぐん

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正直、No.1はレアジョブと悩みました。(レアジョブは超有名どころなので、知っている方もいらっしゃると思います。)というのもどちらもサイトが使いやすく、先生の数も多いという圧倒的利点があるからです。では、どうしてぐんぐんを選んだかと言うと、合う先生が見つかったのが「ぐんぐん」だったのです。ただそれだけです。ただ、一つ言えるのは、どちらのサイトも先生がたくさんおり、絶対に予約が取れます!

参照:レアジョブ

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おすすめNo.2 QQ English

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このサイトの一番の特徴は映像の使い方です。私の体験したサイトの中で、一番映像をうまく使っていました。ホワイトボードも使うなど、まさに「授業」といった感じです。カリキュラムがしっかりと準備されているのも魅力です。また、日本人スタッフからのフォローも手厚いです。欠点としては、先生の数が少ないこと。限られた時間にしかレッスンを受けられない人にはオススメできません。かなり大きな欠点ですが、それを上回るものがあると思います。

 

おすすめNo.3 English Bell

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はじめこのサイトを使った時はすごく使いにくいサイトだと思いました。予約を取る画面がとにかく分かりにくいんです。予約検索をする時、1コマ分ずつしか先生を検索できません。たくさんの先生の候補があれば、できるだけ条件のよい先生(講師歴が長いetc)を選びたい生徒側からすれば、いくつかの時間帯をチェックせねばならず、手間が大きいです。が、先生の質&レベルチェックテストのフィードバックはレベルが高い。レッスン自体はすごくいいので、サイトの作りがネックになるのは非常にもったいないなぁと思いつつ、おすすめNo.3としました。値段は少し高めですが、高確率でいい先生に出会えます。

 

その他のサイト

その他のサイトは、多くの人が気になるであろう料金表(スタンダードのもののみ)と使ってみた感想を書いていきたいと思います。

DMM英会話

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一番安いサイトです。個人的にはネイティブ講師がいることが強みだと思っていました。しかし、ネイティブは人気であること、時差のため予約可能時間が深夜に偏っているため、ネイティブレッスンは取りにくかったです。


Best Teachers

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ライティングレッスンもあることが一番の特徴かと思います。一定の質問に対する答えを作っていくにはもってこいだと思います。オンライン英会話で総合的な英語力をUPしたい人にはぴったりだと思います。話すスキルのみに重点をおきたい人には、まどろっこしく感じる側面もあると感じました。


産経Online英会話

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毎回のレッスンレポートが丁寧で分かりやすかったです。人によるので、一概には言えませんが、2回の体験中2回とも訛りを感じる先生でした。


My tutor

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とにかく教材が多いです。職業別英語、TOEICTOEFLなど特訓レッスンがありました。率直な感想としては、教材が多すぎて何を選べばいいのか分からなくなってしまうなぁと。ビジネスのために英会話を使い人にとってはぴったりですが、そうでない人にとっては使いにくく感じるかもしれません。


Bizmates

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無料体験はレベルチェックだけのため、レッスンの詳しい様子などは分かりませんでした。ここでのレベルチェックで私は、低めのレベルだったので、他のサイトと比べて全体的にレベルが高いんだろうと思います。レッスン内容はビジネスに特化しています。


ELTO

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先生は指定することができません。教材は種類が多いですが、すべて共通して短めのダイアローグを読み、質問に答えていく形式です。教材に関しては少しワンパターンな印象を受けました。講師の質はよくも悪くもない、というのが率直な感想です。


さいごに

はじめにも書きましたが、多くあるオンライン英会話の良し悪しを最も左右するのは「相性のよい先生が見つかるか否か」です。相性といっても、先生のよさは多くの人が同じように感じることも多いものです。なので、初めての体験ではぜひ人気の先生を選んでください。予約がガラガラで取りやすい先生よりも、常に埋まっている先生。口コミがあれば口コミが多い先生を選ぶといいかと思います!

 

※サイト料金やサイト状況等は、2016年5月現在のものです。

はじめてのインターンで、はじめての挫折

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大学4年生のおわりに、はじめて長期のインターンをはじめました。結論から言ってしまうと、4ヶ月勤めるはずが、1~2ヶ月ほどで辞めてしまいました。いや、辞めさせられてしまった、という言葉の方が近いですかね。

しばらくの間、ある面で私は「無能」で、そして「無能」の烙印を押されたことが恥ずかしくて、親しい人にもちゃんと話すことが出来ませんでした。思い出しただけで、悲しくて、悔しくて涙がこみあげたり。

そんな営業インターンとしての1-2ヶ月を振り返ってみます。


はじめの1~2週間

新しい環境に、覚えることばかりで、あっという間に過ぎていった。まだまだ緊張が抜けないものの、覚えるべきことはしっかりメモし、覚え、一生懸命仕事をした。この時点では評価もされ、「うちに入ってくれてよかった」「4ヶ月だけなんてもったいないな」なんて言われ、モチベーションは上がっていた。

テレアポをはじめ、アドバイスをたくさんもらい、時には怒られながらも、そこそこ順調にインターンをした。営業同行にも何度か行き、現場独特の緊張感を感じながら日々必死に、でも楽しく過ごしていた。


商品説明をするように

営業同行に何度か行かせてもらい、名刺の渡し方、建物に入る前の準備など、何も知らなかったビジネスマナーを学んだ。実際にビジネスマナーについて調べ、家で練習するもなかなかスムーズにいかず、怒られることも多々あった。

そんな中でも、一歩進み、同行するだけでなく、商品説明をさせてもらうことになった。当日までできる準備はやってきたはずだったが…

 

まず、現地での待ち合わせ。必要だと言われた資料を持っていくも、他にもこれもあれも必要であった言われる。上司の怒りポイン(1)、相手の状況を考えプラスαで用意をすることは当然。資料は不足していたものの、そのまま受付を済ませ、部署の扉の入り口へ。よくある、扉前の内線電話。が、この時の私はその電話で先方を呼ぶことが分からず、立ち止まった。怒りポイント(2)、早く内線で先方を呼べ。そして、電話で相手に到着の旨を伝え、会議室へ通された。すでに私は商品説明、そして怒りポイントに触れていることで、ドキドキしていた。緊張と不安、恐れから来るドキドキだ。

説明を始める前に、お茶を出してもらった。私の斜め前に2つのコップ。怒りポイント(3)、お茶を上司へ渡せ。ドキドキしすぎていて、周りが見えていなかったのだ。その後、なんとか商品説明を終えた。


長い長い帰り道

このあとの帰り道は、言うまでもなく各ポイントについての指摘をいただいた。駅までの15分ほど。今までとは明らかに違う怒り方。大失敗してしまったのだと、十二分に気付かされた。今日のことだけでない、今までの私の心構えが間違っていたんだと気付かされた。「今までのあなたの生き方が間違っていた」「自分が何様だと思っているの」と。

この日を境に、とにかく失敗しないように、これ以上失望させないように、そんな想いで頭がいっぱいになった。とにかく怒られることが怖くなってしまったのだ。


恐怖との戦い

失敗しないようにと、恐怖のみを持った姿勢は最悪の結果しか生まなかった。何をするにも緊張して仕方がなかった。今までできていたこともうまくできなくなった。特にその上司がいるときは。

そのせいで、今まで以上に怒られた。遅くまでいると怒られるので、早く行って、期待に添えるよう、少しでも迷惑をかけないよう必死になった。でも、空回りしかしない。会社に行くのが怖くて、何もできない自分が嫌で、涙なしには会社に行けなくなった。涙なしに家に帰ることができなくなった。

そして、ご飯もあまり食べられなくなった。


社長との面談

他のインターン生も入って来て、私が営業同行へ行くことも少なくなっていた。ただ何もかもうまく行っていなかったわけではなく、1ヶ月のテレアポ目標は1週間ほどで達成し、1人で営業に行かせてもらえることもあった。とはいえ、上司には相変わらず怒られてばかり。謝れば、お詫びを聞かされる時間が無駄だ、時間泥棒と冷たい目で見られ、どうすればいいのか分からなくなっていた。


そんなとき、社長に呼ばれ、面談をすることに。というのも、上司が私を営業には連れて行くのは危険だと。今まで築いてきた先方との信頼関係が崩れ得ると。だから、今まで週5回来てもらっていたが、営業の仕事がないなら、週1回でしかお願いできる仕事はないと言われた。

そして、今の状態はあなたも苦しいでしょう、と。

 

厳しく、正しい言葉だった。涙が止まらなかった。正直に言えば、上司の言い方は常に一方的でもっと言葉を選べばよかったんじゃないかと思ってしまう。でも、それを心で受け止めて、ナーバスになったのは私だ。どうすればよかったかなんて、今でもよくわからないけど、でも自分の価値を下げて、自分に無能の烙印を押したのは他でもない私自身なのだ。たぶん、自分で自分を追い込んで、苦しんでいた。

コミュニケーションの難しさ、そして大切さを痛感したが、気づくだけでは解決策になんてならず。そして、私は週1回でも頑張り、この状況を打破しようとするのではなく、辞めるという選択をした。その時は、自分の成長のためもよりよい選択をしたつもりであったが、今思えば逃げたんだと思う。

 

そして数日間いつものように働き、会社を去った。

 

無意味に涙を流すこともなくなり、ご飯もしっかり食べられるようになり、そしてこのはじめての挫折を見つめられるようになった。はじめは、人に話せなかったけど、でもいい経験だったと思えていた。逃げてはしまったけど、しんどかった分、得るものだってあった。


教訓

このインターンから得た4つの教訓。

保身に走らないこと:怒られないように、失敗しないように仕事をすることは効率が悪い。もっと高くて、前向きな目標を持たなくてはならない。


自分の価値は自分で決める:誰かにダメだと言われても、自分の価値は自分で決められる。ダメだと言われたら、それを飲み込むのではなく、自分を価値あるものにするために努力をしなくてはいけない。


逃げないこと:逃げたらそれは後悔にしかならない。辛いなら、辛いで終わらせないために逃げないことが大切。


肩の力を抜くこと:仕事ができなくたって、死ぬことはない。私を肯定してくれる家族がいるし、友達だっている。肩に力が入りすぎると、周りが見えなくなって、泥沼にはまってしまう。

 

 


なんだか暗くなってしまいましたが、これが私のはじめてのインターンでのはじめての挫折です。もう二度とこんな思いはしたくないですが、してよかった経験です。それに、本当にこの1~2ヶ月間で成長したから、もう一度インターンをしようと思い、5年生の11月に新たにインターンをはじめました。

2回目のインターンについてもこれから書きたいと思っています。今度は暗い話ではないので、明るい気持ちで読んでいただければと思います^^

長期インターンをやってよかった6つの理由

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6年間の学生生活で、営業のインターンを3ヶ月間、マーケティングのインターンを10ヶ月間行いました。学生時代やってよかったことの最たるが、長期インターンでした。何がよかったんだろう…と考え、出てきたのが以下の6つです。

 

1. 仕事が楽しいものだと知った

一番の理由と言ってもいいかもしれません。特にマーケティングのインターンは楽しくて、楽しくて。成果が数字で出るのも、お客さまや一緒に働く人からの「ありがとう」「Naomiちゃんのお陰」の言葉が嬉しくて。誰かのために頑張ること、数字を伸ばすことの楽しさを知りました。

 楽しいと家に帰っても仕事がしたくなるし、勉強もしたくなる。量をこなせば、数字も出てくる。勉強をすればアイディアの幅も広がる。かなりいいサイクルで働くことができました。実際に社会に出た時の仕事が同じくらい楽しいかは分かりません。仕事の内容も環境も違いますから。でも、仕事の楽しみ方、没頭した経験があることは必ずプラスになると思います。

 

2. 裁量権をもてた

基本的に「言われたことだけをやる」ということがありません。ここからここまでは、自分で考えてやるという範囲があります。その中のことを一つ一つ確認することは嫌がられますし、逆にその中で自分なりの工夫をすることは喜ばれるし、求められます。さらに、もう一歩先までやってみたいと思えば、やらせてもらえることもある。予算が欲しいときは売上見込を伝え、それが認められれば、もらうこともできる。

こうやって裁量権をもつことができる、というのは責任を持つということです。この責任感が、私の判断や行動のレベルを上げてくれたのではないかと思います。


3. 社会をよくしようという強い想い

こういう強い想いは、大企業で勤める人に比べベンチャーで働く人の方が大きいように感じます。特にCEOの中には、社会をよりよくするために、大きな会社での高いサラリーを捨てて起業した人々が多くいます。

心の奥底から「こういう社会にしたい」「だから自分はこれをすべきだ」と言える人、それを信じる人、そして行動する人、さらにきちんと夢を語れる人。そんな人と出会えること、その人の強さを知れたこと、そして一緒に仕事ができたことは、とても大きなことでした。

 

4. 経営者目線が持てる

これはベンチャーの規模にもよりますが、小さければ自ずとCEOとの距離が近くなることが理由です。2つ目のインターン先では、月1回会社の方針や売上についてのミィーティングにインターン生も参加していました。どうして今、これに力をいれているのか、逆にこっちに力を入れない理由は何かを知ることができました。もちろん不明点があれば質問もできます。

会社の方針は何で、自分の仕事の立ち位置はどこで、自分が今すべきことは何かをしっかり自分の中に落とし込むことができたのは、経営者との距離が近かったからであり、また自分自身その目線で物事を見ることができるようになりました。

 

5. 色々な人との出会い

インターンでの出会いは、学生時代の出会い、そして社会人になってからの出会いともまた一味違うのかなと思います。まず、第一に遊びではなく、仕事であること。そして学生ということもあり、可愛がってもらえることが多いことです。

また、目の前に仕事はありますが、仕事よりも人生に対するアドバイスを多くいただけました。私はインターンでの出会いで自分の考え方を大きく変えた人にも出会えたし、こんな人になりたいと思える尊敬できる人にも多く出会えました!

 

6. 就活に有利

これはあまり言いたくはないのですが…(笑)というのも就活で有利になるのは確かですが、それを動機にはして欲しくないんです。インターンは仕事です。そして確実に成長できる場所です。就活という一瞬に焦点を当てるのはもったいないし、そこで仕事をしている人に対して失礼です。

とはいえ、就活に有利なのは明らかです!実務経験や知識は評価されますし、そもそも実際に一つのことに長期間本気でコミットすることで実力もつき、それらは確実に面接官に伝わります。例えば、強みは何かと聞かれた時に同じ強みであっても、理由となるエピソードが「居酒屋のバイト」と「インターンでの業務」だと受け手に与える印象は異なりますし、本気度も違って聞こえるのです。

 


以上が長期インターンをやってよかった6つの理由です。辛いことももちろんありますが、それ以上に得るものが大きいインターン。悩んでいる人には是非チャレンジしていただきたいです。

2週間でもいい!短期留学をすべき5つの理由

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1. 確実に英語力は上がる

2週間のような超短期であっても英語力は上がります。私自身2週間のフィリピン留学でTOEICのスコアは80点上がりました。理由は簡単で、1日9時間毎日英語の授業を受けていたから。日本で自己学習する量よりも、はるかに多く英語を聞き、話し、読み、書いていたわけです。真面目にやればTOEICスコアは簡単に上がります!

 

また英語力はその場で上がるだけでなく、「これから」も上がると思っています。その最大の理由は留学を通して、英語がより身近になったこと、モチベーションが上がったことです。具体的な変化としては、今まで読み飛ばしていたFacebook上の英語の投稿を読むようになりました。英語の本も読んでみよう、いう気になり今読んでいます。毎日スカイプ英会話も受講して、日本に帰ってからも留学に行く前に比べて英語に触れる時間が延びているため、英語力はこれからも上がると思っています。(上げていきます!)

 

2. 他国について知ることができる

1日9時間の授業を受けたと言いましたが、当然その中で話題に出ることの多くがフィリピンと日本の違いについてです。フィリピンの人がどのような考えをするのか、何を好むのか、そして生活スタイルについて知ることができます。また、私はフィリピンのヘルスケアについて興味があったので、フィリピンの病院事情について積極的に質問をしました。

 

たとえば、セブ島には90万人の人がいるにも関わらず公共の病院は1つしかありません。私立の病院は多くの人にとって高額で、行くのが難しいようです。そのため1つの病院に、建物に入りきらないほどの人が集まり、行っても見てもらうのが難しい状況です。日本のような保険制度もないため、体調が悪くても病院にはめったに行かない。つまり、日本であれば早期発見し、予防出来るものがフィリピンでは難しいということです。また、お金がなく薬が買えないのもよくある話のようで、知識としてはあった現実を直接見聞きすると、悲しく思うし、何もできない自分の無力さを情けなく思いました。

 

3. 日本について考えるようになる

海外に行くことで初めて気づく日本のよさがあります。スーパーの綺麗さ、電車が必ず定刻に来ること、ご飯が美味しいこと、トイレットペーパーを流していいこと、接客が丁寧なこと…。あげればきりがありません。

 

また、会話の中で「日本はどうなの?」と聞かれることも多くあります。「日本人はなんでシャイなの?」「日本人はなんで刺身が好きなの?」「日本では大学の専門と職業が違うのはなんで?」こういった質問に対して、考えるうちに日本人の特性や日本国の仕組みについて考え、知るようになります。これらは社会に出てから多くの場面で役に立つと思います。

 

4. 視野が広がる

他国について知り、自国についての理解も深まると視野が広がってきます。日本では〜〜で、フィリピンでは……だけど、アメリカではどうなんだろう?といった具合に。また日常でも日本で起きた事象に対して、「海外ではどうなんだろう」という視点が自然と出て来ます。

 

また、視野が広がることで、知識の幅は増え、そしてそれが人としての厚みになっていくと思います。

 

5. 新しい出会い

これは外国人のみならず、日本人に対してもです。というのも、私が行った学校のほとんどは日本人だったので、外国人の友達はほとんどできませんでした。(もちろんフィリピン人の先生とも今でもメッセージのやりとりをしていますし、またフィリピンを訪れれば会いたいと思っています!)外国人の友達ができなくても、留学をしようと思い実行している友人というのは、まさしく新しい出会いでした。

 

ある日、一人の子がふと言った「こういうのをビジネスにしたいんだよね」という一言で、5人でのディスカッションが始まったことがありました。どうしたらビジネスになるのか、ビジネスの最終目的は何か、実際にマネタイズの見込みはあるのか、とひたすら意見を言い合う。何か課題が与えられたわけでなく、自分たちでディスカッションをするというのは、新鮮でワクワクしました。すぐにビジネスにする、ところまで持っていくことはできませんでしたが、私はこの5人でいつかビジネスをしたいと思うし、こういう場所でビジネスパートナーは見つかり得るものなんだと感じました。

 


以上が私が思う超短期でも留学へ行くべき5つの理由です。
実際、短期留学に対する反対意見は多いものです。私自身2週間じゃ意味がないと言われましたし、留学に行くなら、インターンやボランティアの方がいいという人もいます。ある人にとっては当てはまるアドバイスだと思います。

 

海外にも慣れていて、ある程度語力もあるのであれば、短期留学は語学力をあげるのも、他国を知るにも不十分になってしまうかもしれません。でも、私のように海外にもあまり慣れていない(一人で海外に行ったのは今回が初めてです)、語力にも自身がない人にとって短期留学は語力をあげるのにベストな選択だと思います。なんたって、1日中英語を学ぶことができます。日本でやろうと思ったら難しいですからね。

留学前と留学中の勉強方法

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話を分かりやすくするため、大まかな時系列から書くと。

8月頃 留学を決意
11月 留学申し込み
3月頭 フィリピン留学へ

 

留学前の勉強

留学決意から考えると留学までは7ヶ月あったわけですが、実際の勉強時間としては合わせて10時間あるかないかくらいだと思います。薬学部に在籍していたのですが、卒業試験が3回あり、国家試験もあったため、英語に割ける時間があまり取れなかったためです。

時間がない中でやっていたことは、会話集・日記を書く・映画を見ることです。

 

会話集

テキストは「ネイティブ英会話 フレーズ集3240」というものを使いました。いろいろ調べた結果、色々な人が紹介していたのでこのテキストを購入しました。が、正直「ん〜〜」と言った感じ。おそらく何度も何度も繰り返し聞いて、リピートすれば自然と口から出てきていいのかもしれませんが、そんな時間かけるなら他にできることがあるし、そもそも脈絡があまりない文章を自然と口から出るようになるのは難しいのでは、と思います。英語で大事なのは、語彙力・リスニング・自分で文章を組み立てることだと思います。会話集ではこれらを伸ばすのには最適とは言えないと感じました。

 

日記を書く

これは自分で文章を組み立てる練習としてはいいと思います。ただ、書きっぱなしではその文章が正しいのか間違っているのかわからないので、Lang8というサイトに投稿し、添削をしてもらっていました。

 

Lang8は外国語を勉強している人が、勉強中の語学を添削してもらい、代わりに自分の母国語を添削してあげるサイトです。無料で、1日もすれば添削をしてもらえることが多いのでオススメです。ちなみにですが、添削してもらうために、文章は長くなりすぎないこと、難しい表現を使おうと頑張りすぎないこと、日本語の添削は進んで行うことを意識しました。

 

映画

プラダを着た悪魔」を10回ほど見ました。はじめは日本語字幕、そのあとは英語字幕、慣れたらオーバーラッピングをしました。これは語彙力・リスニング力が鍛えられます。あと、会話集なんかよりも、生きた英語を学べるのと、ストリー性もあるので表現を覚えやすく、自然とセリフが口から出るようになってきます。

 

とは言ってもただ映画を見ているだけだと難しいので、スクリプト集を購入しました。またこちらのブログもかなり見ました、というか今でも見てます!英文ひとつひとつを解説しているので、なんでこんな表現なんだろう?という疑問が解消してくれます。

 

何か好きな映画で、使われている英語に強い偏りのないものをひたすら見ることは自信を持っておすすめできます。私は10回以上見てもまだ聞き取りにくい部分や、ぱっと意味が分からない場所がまだあるので、もうしばらくプラダを着た悪魔を見続けます。

 

留学中の勉強

次に留学中の勉強についてです。

私の留学中の目標は3つ。
・ 知らない単語は単語帳へ
・ 日記を毎日英語で書く
・ 先生に授業をする

 

目標の立て方は、2週間のような超短期であれば、「何をするか」に焦点を当てた目標を立てるべきだと思います。単語帳作りや日記を書くことは普通かなぁとは思いますが、先生に授業をするというのはどうでしょう?私にとって留学中やってよかったことナンバーワンです!

 

前回の記事で、土日も学校にいたと書いたのですが、それはこの授業の用意をひたすらしていました。テーマは「糖尿病」と「日本のノーベル賞受賞者」について。

 

前者については、すごーく時間がかかってしまいました。本当は9コマすべてでNaomi’s Classを開催したかったのですが、2つしかできなかったのは反省点ですね。生徒自身が授業をしてみるのをオススメする理由は2つあります!

 

一つは、英語は話せば話すほど伸びるからです。教えてもらう側であれば、どう頑張っても授業の半分ほど話すので精一杯です。(毎クラスでは先生より話すぞ!と気合を入れてとにかく何でもいいから話していました)でも、自分で授業するとなれば、かなりの時間を自身が話すことになります。

 

もう一つは、自分の知識や考え方が少しでも役に立てば嬉しいから、です。糖尿病はフィリピンでも日本と同様にポピュラーな病気です。そして糖尿病に関して一番大切なのは糖尿病について知ること。知識が一番大切な病気で、私はそれを勉強してきた、そしてその知識を得たいと思っている先生がいたから、伝えたかったんです。また、日本人だから身近に聞くことのできた、日本人ノーベル賞受賞者の尊敬する考え方、今までの軌跡は、国問わず学ぶものがあると思いました。

 

まとめ

留学前の勉強法

・ 会話集
・ 日記
・ 映画

 

留学中の勉強法

・ 知らない単語は単語帳へ
・ 日記を毎日英語で書く
・ 先生に授業をする

 

 

と、こんな感じで勉強していました。

留学先にFirst Englishを選んだ理由と、実際の様子

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(写真は寮の前に広がるガーデンの一部です。)

 

私のフィリピンでの留学先はマクタン島にあるFirst English Global College (以下First English)でした。フィリピンにはマニラとセブに空港がありますが、私の学校はセブ空港から車で20分ほどの場所。学校のすぐ横に寮が併設されています。この学校を選んだ理由について書いていきたいと思います。

(※とっていたコースは7:50~18:20のマンツーマン9コマです。)


なぜフィリピンにしたのか?

まず、なぜフィリピンに留学しようと思ったのかというと、安さです!!アメリカ、カナダなどと比べると費用は3割ほど安いです。3割とは言っても実際に授業数は圧倒的にフィリピンの方が多いので、授業単価のみを比べれば1/3ほどでしょうか。

もう一つの理由は、マンツーマン授業。アメリカ・カナダではそもそもマンツーマン授業がないところがほとんど。その点フィリピンはマンツーマン授業が売りで、追加料金を支払えばすべての授業をマンツーマン授業にすることもできます。

マンツーマン授業であれば、発言する(英語を話す)機会は増えますし、自分のレベルにあった授業を受けることができます。私は英語が苦手だったので、みっちり勉強するために、しっかりと発言をするためにも、すべてマンツーマン授業で受けたいと思っていました。そのため、フィリピンを留学先に選んだのです。


なぜFirst Englishを選んだのか?

まずFirst Englishの特徴から。①日本人経営の学校、②自然豊か、③授業すべてをマンツーマンにできる、④スパルタすぎず、ゆるすぎない。

 

① 日本人経営の学校

First Englishは日本の明光義塾などの母体により運営されている学校です。そのため、日本人に合わせたより効率的な学習を売りとしています。そのため、生徒のほとんどは日本人。カリキュラムの説明や、留学での注意事項は日本語で行ってくれます。日本人スタッフも常駐しています。

はじめての留学、はじめての途上国、不安なことはたくさんあります。だからこそ、ニュアンスも含めてしっかりと知りたかったので、他と比べて少し割高ではありましたが、First Englishを選びました。

 

② 自然豊か

フィリピンにも語学学校はたくさんあります。その中から選ぶ際にひとつの基準となるのが立地です。普段都内にいること、また人混みが苦手なこともあり、自然豊かな場所から選択しました。

この選択については、実は少し後悔もあります(笑)というのも、自然豊か=虫、です。南国ということもあり、とにかく虫は多い。部屋でも虫除けなど対策をしておけば、大量の虫が部屋にいてむり!なんてことはありませんが。それでも、東京の中心地と比べたら虫は圧倒的に多いです。

私が実際に困ったのは虫刺されとヤモリです。虫刺されは、なんの虫か分からないのですが、地味に痒かったのと、なんの虫か分からないのがイヤな感じでした。全身合わせると20以上は刺されました。(他の人で同じような人はいなかったので、運が悪かったんだと思います。)あとはヤモリ。ヤモリも結構います。それでもって部屋にも入ってきます。悪さはしないのですが、ある種類のヤモリは鳴くんですね。

ある日の午前3時、部屋の中から「ゲッコー、ゲッコー、ゲッコー」という大きな鳴き声。本当に大きな声で、私はその時部屋にニワトリが入ってしまったと思いました(近所にニワトリを買っている家があったこともあり)。「どうしよう!ニワトリがいる!」と思い飛び起きて、そーっとクローゼットを開けたことは、フィリピン留学での思い出のひとつです。そのあとグーグル先生からゲッコーとなくヤモリがいることを教わりました。

と、やなこともある自然豊かな環境。じゃあ都会がいいのかというと、これも難しい問題。というのも空気がすごく汚い。外に遊びに行くと、数時間の間でも鼻毛が伸びたんじゃないかと思うほど。。

なので田舎がいいのか、都会がいいのかは立地だけで判断すべきではないと思います。虫であったり、空気を遮断する設備があるのかも大事なポイント。私は次回フィリピンで留学する機会があれば、自然豊かな場所で、虫が部屋には入りにくいしっかりとした設備の学校を選びたいと思います。

 

③ 授業すべてをマンツーマンにできる

これは最もゆずれないポイント。フィリピン留学のよさはマンツーマン授業につきると思っています。なので、私は絶対にすべての授業をマンツーマンにしたかった。文字にしてしまうとこれで終わってしまうのですが、ここは最重要ポイントです。

特に私は2週間という超短期間。だからこそマンツーマンにはこだわりました。

 

④ スパルタすぎず、ゆるすぎない

学校の中には朝6時から夜21時まで授業というところもあります。確かに授業を受けるだけなら問題はないのですが、予習や復習を考えると厳しいですよね。First Englishは7:50~18:20。これでも1日9コマ分の復習をするのがやっとで、なかなか予習まで手が回らないこともありました。

時間的な厳しさについてもですが、口コミからどんな生徒が多いのかをチェックしました。というのも、2週間できる限り英語を勉強したかったので、遊ぶこと(他国の文化を知ること)を目的としている人が集まる学校は向いていないかな〜と思ったからです。かと言って、ツメツメでやっていけるほど英語の基礎があるわけでもなかったので、スパルタすぎずゆるすぎない学校を選びました。

実際First Englishの生徒は、どうかというと。個人的な意見ではありますが、「ふつう」だと思います。平日の授業終わりは外に行く生徒もいれば、自習室に11時まで残っている人もいる。かといって授業をサボって遊びに行くような人はいない。土日はずっと遊んでいる人もいれば、半分は勉強半分は遊ぶ生徒もいる。私は土日もずっと学校にいて勉強していたのですが、そういう生徒は少ないようです。なので、ゆるくもなく、スパルタすぎもしない環境だと思います。

 


ヤモリについて詳しく話しすぎた感はいなめませんが、、以上がFirst Englishを選んだ理由です。

留学へ行こうと思ったきっかけ

 

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つい先日フィリピンへ2週間の短期留学へ行ってきました!2/27,28と薬剤師国家試験があり、3月下旬には卒業式もあるので、私が最大でいける期間が2週間だったんです。

この留学で感じたものを記事にしようかなと思っています。長くなってしまうので、幾つかに分けて記事を書かせてください。

 

<留学へ行こうと思った直接のきっかけ>

直接のきっかけになったのは、長期インターンをしていた会社にいた他の大学生がみんな留学経験者だったこと。またCEOに「Naomiちゃんは留学とかしないの?」と聞かれたことです。自分には足りないもの(=英語)をみんなはしっかり勉強していて、CEOも留学しないことに疑問を呈している(半分被害妄想ですがw)。そう思ったら、留学しない理由なんてどこにもないように思いました。

周りがやっているから、なんて不純な動機(笑)でも、英語を勉強しなきゃなとは強く思っていたんですよ。理由は2つあって、1つはちょうど1年前にタイへ10日間インターンをしに行ったときのこと。英語が全然話せなくて…。自分の想いも伝えられなければ、知りたいこともうまく聞けないことに強い劣等感を覚えました。


<英語は1つのツールでしかないと思っていた>

恥ずかしい話ですが、それまで英語は1つのツールとしか考えていませんでした。英語が話せなくても、通訳さんがいれば問題ないし、そのうちテクノロジーが解決してくれるだろうと思っていました。でも、実際にコミュニケーションが取れない状態になってはじめて英語の大切さを痛感したんです。

英語は1つのツールではありますが、それはスタート地点に立つための大事な大事なツール。通訳さんが欲しければそれ相応の能力を持っていなければ、通訳さんを雇う意味がないし、テクノロジーは誰にでも与えられるものではありません。貧しい人々が手に入れるハードルは想像以上に高いものです。

自分の想いを伝えるため、想いを実現するため、知りたいことを知るために、世界共通言語となりつつある英語を学ぶことは、至極当たり前のことで、必要なことだと思うようになりました。


<キャリアを考えたとき英語は必要不可欠>

もう1つの理由は、これから勤める会社が外資系であることです。本社で勤務をするようになれば、上司が外国人というのも珍しくありません。私は近い将来、マーケティング職につきたいので、そのためには英語は必要不可欠。単純ではありますが、英語が必須条件である以上、英語の学習は避けては通れない道です。

 


<まとめ>

インターン先でみんなが留学経験者であったこと
・ タイでのインターン経験
・ 思い描くキャリアに英語は必須

これら3つの理由から大学最後の春休みに、留学をしようと決めました。

 

 

 


つぎの記事では②留学先にFirst Englishを選んだ理由、について書きます!